無痛分娩

無痛分娩とは、麻酔を使って分娩時のさまざまな痛みをやわらげる出産方法です。
分娩時の痛みが完全に無くなるわけではないので「和痛分娩」とも呼びますが、麻酔によって分娩時に感じる痛みをある程度まで抑えることができます。痛みの感じ方は個人差もあるため、当院では痛みを10段階評価で表現していただき、麻酔の効果を観察しながら薬を調整しています。
出産の直前まで立ち会いされているご家族と談笑しながら過ごされる方も多く、メリットがたくさんあります。
完全予約制で行うため、予約日前に陣痛や破水が始まった場合は、状況により実施できない場合もあります。また、安全な体制で行うため、夜間など時間帯により実施できない場合がありますのでご了承ください。

当院では硬膜外麻酔と脊髄くも膜下麻酔を併用した無痛分娩を行っています。 詳しい方法やメリット・デメリットについては厚生労働省のホームページに掲載されている「「無痛分娩」を考える妊婦さんとご家族の皆様へ」をご参照ください。
厚生労働省：「無痛分娩」を考える妊婦さんとご家族の皆様へ　

経産婦さんは予定日前に入院していただき、促進剤を使用する計画分娩となります。  

初産婦さんは陣痛が始まり子宮の入り口が開いてから麻酔の薬を使用します（安全のため、休日夜間は行えません）。

通常の分娩費用に加え、別途費用が経産婦さんは約12万円、初産婦さんは15万円かかります。また、30～33週で行う心電図検査、34～35週で行う採血検査の費用も別途5000円かかります。